こんにちは!藤です! 🗻
今日は2日間の東京研修こと”Design Bath in Tokyo.”についてお話ししていきます!
そもそもデザインバスって…?って感じですが、それはきっと一緒に行ってくれた先生(塚本さん)がお話してくれていると信じて短めに、、!🏃♀️🏃♀️🏃♀️
簡単にいうとたくさんいいものを見て感じて、インプットしよう!
そして日々のクリエイティブに活かそう!そんな企画で素敵な機会をいただきました!

プライベートと合わせると計4日間東京に滞在したのですが、鬼のようなスケジュールを組んでとっても濃ゆい時間でした!(7/5だけ先生とは別行動)
今回私はそんなデザインバスで行った場所をジャンルごとに紹介していこうと思います!
まずはアート編!開催期間的にもまだまだ楽しめる展示ばかりなのでぜひこのブログをお供に東京に行ってみてください🗼
ニューヨークタイプディレクターズクラブ展🗽

The Type Directors Clubにより選出された、優秀なタイポグラフィ作品展示です!
タイポグラフィとは本来、活字文字を美しく、読みやすく配置・デザインする技術や手法のことです。
とはいえ最近では、タイポグラフィ=作字みたいなイメージが強くて文字をアートの様にデザインとして扱うことを主にタイポグラフィということが多くなってきた気がします!文字全般ってイメージですね。
実際に作品を見て、文字の生き生きとした表現が自由で素敵だなと感じました!
文字って基本デザインと関わりが少ない人にとっては、読み物というか情報の副産物のようなところがありますが、この展示を見るとその感覚が少し変わるような気がします。
私たちが知っている正しい文字としての形やこうであるべきという常識から、どれだけ一歩外に出て面白いものを作れるかとか、感情を伝えられるかみたいな、作り手側のチャレンジ精神やワクワク感が直で伝わってくるような感覚でした!でもちゃんと全部読めるのがすごいところ!


改めて考えると、タイポグラフィって一番生活の中にあるデザインのような気がします!
中にあるから忘れがちだけど、私たちが基本手にとる商品や広告、すべてのものに文字があって同時にデザインされている。だからこそ似たり寄ったりにもなりがちなので、デザインとしてとても発展しているし、作り手のチャレンジが一番見えてデザイナーとしてグッときました
濵田秀明写真展〜時間の面影〜📷


大河ドラマや数々の広告撮影も行う濵田秀明さんの写真展。
とっっってもよかったです!規模感としては小さめで展示数的にも少ないけどそれを感じないくらい、作品と空間がすごく印象的でした。
主に風景写真/動画がメインなのですが、こんなにも撮る人によって変わるんだという発見でした!
絶対誰もが一度は見たことあるような風景というか、存在しない記憶(まるで呪術)を見ているかのような感覚に陥ることができます。でもそれが、ただ見たことある風景じゃなくて今まで見えていたものとは違ったものに見えてくるのが、すごく心地よい!
濵田さんの写真は元々好きだったけど、それを抜きにしてもすごく良くて写真展に行ってこんな感覚になったのははじめてでした!何より実際に写真展を見た人の感想が本のように読めるのですが、その言葉の美しいこと(涙) たくさんの人の心を動かし続けていることに胸を打たれました!
デザインあ展 neo🆕


言わずもがな超有名展示であるあ展!「モノ」をテーマとしてきたこれまでの「あ展」に対し、「あるく」「たべる」「すわる」「もつ」など、わたしたちが行う行為が今回のテーマとなっています!
展示内容はもちろん、一番印象的だったのは来場客に子供がすごく多いこと!
元々こども向け番組だったこともあり、家族で来ている方が多くて、小さいお子さんたちが展示を楽しんでいる姿をたくさん見れました!
それだけデザインというものが分解されて、身近に感じられる展示内容/構成になっていることにびっくりしました!



ジブリの立体造形物展🌱

今回個人的に一番面白かった!!!
今や世界のジブリともいわれる日本を代表するアニメーションスタジオ ジブリが、どのような形で世界に広まっていったのかがわかる展示です。その秘密は仕組みじゃなくて”人”。
色々な国のパートナーたちがジブリを自分の国で見てもらうために、その国の国民性にあったプロモーションを打ち出してきたそうなのですが、その違いを見るのがとても面白い!!
ポスターひとつとっても、ビジュアルや色味、ロゴが国ごとに全然違うんです!ターゲットに合わせたデザインの重要性をすごく感じました!
特に印象に残ったお話としては、日本のアニメがその当時低俗なものに見られがちだった時代に、ジブリはアートであるという位置付けをして、その国のアート祭をやる期間に狙って上映をしたという話がすごくよかったです!デザインを作ったその先、どのように人に届けていくのかを考えていけるデザイナーになりたいと思いました、、、


立体造形がインスタ映えするだけの展示ではないです!(話が面白すぎてむしろ立体造形はおまけのような感じ)といいつつも写真はちゃんと撮っている先生と私でした!

日本のグラフィックデザイン展2025🖼️

雑貨、書籍、商品パッケージ、ポスター、シンボル・ロゴ、ウェブサイト、映像、展覧会やショップの空間デザインに至るまで、世界でも評価の高い日本のグラフィックデザインの現在をみれる展示。
最近のデザインのトレンドなどもわかってとても楽しかったです!私がスマホに入れているCOPY CORNERのステッカーもあってにっこり。



わたしたちはわかりあえないからこそ展👫

この展示もすごくよかったです!日本の広告の歴史を紐解きながらジェンダー的思想の変化を見る展示です。
デザインを作る上で、ターゲット設定やそれに沿ったデザインアプローチを考えるのですが、最近では男女という括りで物事を考えることが難しくなってきているなと感じます。
”分かり合えないからこそ”何ができるのかを様々な作品や海外の事例をもって、考えさせてくれるような体験的要素もあってすごく勉強になりました!



特に印象に残ったのは、ドイツでは16年間女性が首相を務めていて、子供達からは男性でも首相になれるの?という質問がでてくるというお話。
私たちが変えれないと思っていた当たり前って、たったの十数年あれば変えることができるんだな〜と、なんかすごくハッとしました、、。

来場者が参加できる企画も面白かったです!
そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–⚠️


ものすごくタイムリーな展示で、展示初日に行ってきました!
日頃から地震の備えができているかと言われると大分怪しいのですが、南海トラフ地震がいつきてもおかしくない愛知県に住んでいるのですごく考えるきっかけになりました。
弊社でも、フェーズフリーをテーマに日常遣いできる寝袋『BOU』のブランディングをお手伝いしたこともあって、災害時に役立つプロダクトなんかは特に目をひきました!
この会場に来る方にぜひ『BOU』も知ってほしいなー!という気持ちになりました!

おまけ 私の大好きなパンどろぼうの缶パンもありました🍞
以上アート編でした!🏃♀️🏃♀️🏃♀️
次は『ショップ/飲食編』をご紹介します!読んでください!!